2007年01月14日

[開催中]飛ぶ男=The Flying Man 安部公房へのオマージュ

安部MLにおいてほら貝さんより教えていただいたイベント情報です。
詳細は、ほら貝さんの"飛ぶ男=The Flying Man 安部公房へのオマージュ"を参照して下さい。
1月23日17時終了だそうです。

内容は、全集の装丁を手がけられた近藤一弥氏によるインスタレーション作品です。原弘賞のクリエイターたち展と世田谷文学館の安部公房展において、「飛ぶ男」を題材に使ったインスタレーション作品を発表されてきた近藤氏ですが、リンク先の写真を見た感じでは、今回はそれらとは少し趣向が違うようです。

行かれた方の感想が聞きたいので、このブログにコメントもしくはトラックバックしていただければ幸いです。
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2006年05月06日

[観る]安部スタジオが「あの人に会いたい」で映っていた

 4/30(日)に放送された「あの人に会いたい」ですが、トラックバックを送っていただいたmarmotbabyさんの記事のコメント
昨日放映されたのは、おそらく『訪問インタビュー』という番組で、NHKアナウンサーの斎藤季夫さんが案内役です。1980年代の終わり頃、その年頭に、4回か5回に分けて放映されたもので、箱根の山荘の居間、書斎、安部公房劇団の稽古場などを場にしていたと思います。安部公房全集の中に(巻号は忘れましたが、いずれにせよ、80年代のものに違いありません)、インタビューの逐語録が収められているはずですから、ぜひご覧になることをお勧めします。

にあるように、
あの番組は、NHKの「訪問インタビュー」から抜粋・編集されたものです。このインタビューは、安部公房全集28巻に"1985.1.14 方舟は発進せず 斉藤季夫[インタビュー]"として収められています。[作品ノート]によると、「訪問インタビュー」は、4夜にわたって放送されたそうです。ワープロ、シンセサイザー、メモのコルクボードなどが映し出されていた1−3夜の部分が箱根・芦ノ湖安部公房山荘で収録されたもので、4夜目分は、演劇関係の話だったため、渋谷・安部スタジオで収録されたものだそうです。
 「あの人に会いたい」の冒頭シーンで、安部がメビウスの輪や投影体の話をしていた場所が、実は安部スタジオだったのですね。1979年の「仔像は死んだ」上演を最後に、安部公房スタジオは活動休止しているので、「訪問インタビュー」収録時点に安部スタジオが残っていたことに驚きました。残念なことに、背景がぼやけていて、スタジオの様子はよくわかりませんでした。「訪問インタビュー」では、恐らく、もっと詳しいスタジオの映像もあったはずなので、marmotbabyさん同様、本編そのものを再放送していただきたい気持ちでいっぱいです。
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2006年05月02日

[観る]「砂の女」上映

これも、安部MLからの情報です。

初台の東京オペラシティでやっている「武満徹 Visions in Time」展で、『砂の女』が3日15時から上映されます。

詳しくは下のページで。

http://www.operacity.jp/ag/topics/060316.php

アートギャラリーで武満と安部公房が一緒に映っている写真も展示されている
らしいです。
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2006年04月29日

[観る]NHKに安部公房登場

安部MLで教えてもらった情報です。
これは、録画しないといけないですね。

NHKの「あの人に会いたい」で安部公房の回が再編集されて放映されるそうです。

4月30日(日) 19:45〜19:55 教育
5月 7日(日) 22:45〜22:55 BS2
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2006年03月02日

[情報追加]川本喜八郎作品の上映会

以前とりあげたように、渋谷ユーロスペースにて、"Respect川本喜八郎"と題された人形アニメーション作家川本喜八郎氏の作品上映会が行われています。
気になる、自主制作映画『詩人の生涯』は、プログラムBに入っています。

上映スケジュールは
ユーロスペース | Respect川本喜八郎によると、
2月25日(土)〜3月3日(金)  モーニング:Bプログラム(土日のみ)/レイト:Aプログラム
3月4日(土)〜3月10日(金)  モーニング:Aプログラム(土日のみ)/レイト:Bプログラム
3月11日(土)  モーニング:Bプログラム(土日のみ)/レイト:Aプログラム
3月12日(日)  モーニング:Aプログラム(土日のみ)/レイト:Aプログラム
3月13日(月) モーニング:休映/レイト:Aプログラム
3月14日(火)、15日(水)  モーニング:休映/レイト:Bプログラム
3月16日(木)、17日(金)  モーニング:休映/レイト:特別プログラム
ですので、15日が『詩人の生涯』の上映最終日になります。

こちらは、本上映会についての記事です。
シブヤ経済新聞 - 広域渋谷圏のビジネス&カルチャーニュース - ユーロスペースで川本喜八郎さん特集−全作品を上映
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2006年02月25日

[告知]ユーロスペースで川本喜八郎さん特集−全作品を上映

人形アニメーション作家、川本喜八郎作品の上映会が渋谷ユーロスペースで行われます。
なぜ、取り上げたかというと、自主制作『詩人の生涯』が観れるからです。
是非、観に行きたいです。
http://www.shibukei.com/headline/3089/
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2006年01月18日

[演劇]幽霊はここにいるの感想と再演への期待

安部の戯曲というと、安部夫妻の死後に上演された、「幽霊はここにいる」の(串田和美脚本・於新国立劇場)版
http://www.horagai.com/www/play/sibai/pl1998b.htm#P017
と(鴻上尚史脚本・於近鉄劇場)版
http://www.thirdstage.com/knet/yurei/weekly/list.html
を思い出します。後者は、セットのほとんどが立方体の白い箱で、こんなんで大丈夫かなと最初思いました。前者は、新国立劇場というだけあって、立派なものでした。
でも、舞台のドタバタ感・迫力では、後者の方が前者を圧倒していました。
リンクさせてもらったほら貝さんの劇評を見て、この作品の要は、「新聞記者」なのだと思いました。この作品の中盤まで、まともなのは大庭ミサコと新聞記者ぐらいです。前者はまともな人で演じられましたが、後者では妙にエネルギッシュで、「うるさい」感じなのです。
そこが、両作品の違いを決定的にしているかなと、今思いました。
以前、告知したように、串田和美氏が「幽霊はここにいる」の再演をされるので、今度は新聞記者を「おとなしく」ではなく、「うるさく」演じさせて欲しいと思いました。
そうしないと、幽霊商売騒動で、町全体が狂気につつまれている中での、新聞記者の正気など、とるに足らないものとして見捨てられる運命となるでしょう。
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2006年01月12日

[告知]「幽霊はここにいる」上演情報

串田和美演出の「幽霊はここにいる」が、2月4日(土)、5日(日)に富山市のオーバード・ホールにて上演されます。
舞台が特殊で、三方向から観客に見られる形式になっています。上演告知のページの写真も雰囲気があって、面白そうです。

[参考URL]
ステージ・オン・ステージ第3弾  作:安部公房×演出・美術:串田和美  「幽霊はここにいる」 富山 オーバード・ホール
交通・アクセス・駐車場案内
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2005年11月02日

原弘賞のクリエイターたち展

○始めに
静岡県三島市にある特種製紙総合技術研究所PAMで、2003年3月29日まで「原弘賞のクリエイターたち――2」展が開催された。その中で安部公房全集の装丁を手がけた近藤一弥氏のブースがあり、それを見に最終日、三島まで行ってきた。そのリポートを書こうと思っていたのだが、ずぼらな私はなかなか実行できずにいた。そのうち、忘れてしまいそうなので、今のうちに書き留めておこうと思う。

三島駅から、バスに乗る。降りると、特種製紙の工場があった。ちょっと歩くと、会場の特種製紙総合技術研究所。すごくきれいで、モダンな建物だった。

○展示の内容
1.全集の箱の展示
箱を切り開いて平面で展示してくれていたので、今まで気づかなかった発見がいろいろとあった。特に、第四間氷期の際の取材と思われる電子計算機の迫力はすごいものがあった。

1.「安部公房の部屋」
安部公房自身がとった写真や箱根の別荘の写真をもとに作られた短編映画。入る際、入り口付近に男女二人組みが機材をもっているのが目に入り、何をしているのかなと思った。

 暗い部屋に入ると、前方に三面鏡のような感じでスクリーンがあり、その手前のテーブルにテキストが映し出されるしくみになっていた。

 映画が始まると、箱根の別荘の様子が映し出された。いろんなオブジェがあったが、私は特に骸骨の模型に目を惹かれた。(解説文によると、イギリス製の紙で作られたものだそうだ!)
 やがて、中央のワープロがズームアップされた後、安部が撮った都市の写真が流れ始める。時代とその風俗が瞬間凍結されて写真が流れてくる。場面は一転して、高速道路を走る自動車から見える風景に移る。トンネルに入り、どんどん加速されて、画面が反転する。その後、また安部の写真に戻るが、もう一枚一枚を追えるようなスピードではない。これは、安部が駆け抜けた時代とそのスピードを表現しているのかと思った。
 そして、再び安部のワープロがでてきて、「起動ディスクを入れてください」との旨のメッセージが出て終わった。

 一方、手前のテーブルには、「飛ぶ男」のテキストが流れていた。昔のワープロ風の感じで、変換作業の場面も映し出されていた。当初、液晶ディスプレイを使っているのかと思ったが、加藤@ほら貝さんによると(*1)、天井から投影するしくみのものらしい。

 ところで、、入り口の謎の二人組は、上映が始まると入ってきて、後ろで待機。上映の途中で、私を含めた観客がスクリーンに映っていた。ディスプレイを眺める観客をディスプレイに写すというやつだ。彼らの行動の意味が、そのときわかった。

 その後、世田谷文学館で安部公房展があり、このバージョンアップ版が展示されていた。そのときは、上記のような二人組はいなかったが、出口付近の小型モニタで、観客を監視するという趣向になっていた。

○終わりに
近藤一弥氏の講演会にいく予定だったが、インフルエンザにかかったために、講演を聴くことはできなかった。もし、聴講された方がいれば、その内容をご教示頂ければ幸いです。また、二年も前のことなので、本文に事実誤認等があるかもしれませんので、そちらの方もご指摘いただければ幸いです。

[参考]
(*1)安部公房短信 2003
http://www.horagai.com/www/abe/tansin/tnsn2003.htm
posted by w1allen at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 安部公房を観る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月19日

あの無名詩集を目撃した!

大げさかもしれないが、今年の初め、私は目を疑う出来事に遭遇した。
一生お目にかかることが出来ないものであろうとあきらめていた、ガリ版刷りの「無名詩集」を見ることが出来たのだ。所用で広島大学図書館(東広島キャンパス)に行くことがあり、何気なく館内を歩いていたら、ガラスの展示ケースが目に飛んできて、血の沸き立つ思いがした。

ケースには、佐々木文庫とあり、真善美社版の「終りし道の標べに」も展示されていた。
安部公房の署名があり、安部から佐々木基一氏に寄贈したものが、佐々木氏の死後、広島大学に佐々木文庫として移ってきたものらしい。

ただ、残念なことに表示がおかしく、「阿部公房」と書かれていたり、「無名詩集」と「終りし道の標べに」との展示の矢印が逆になっていた。これでは、せっかくの貴重な展示物が可哀想だなと思った。

しかし、貴重な資料であることには変わりないので、近隣の方は見に行かれるといいか思う。
http://www.lib.hiroshima-u.ac.jp/riyoan/ichiran.html
posted by w1allen at 17:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 安部公房を観る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする