2014年07月20日

私のマルクスに対する評価

 ハッキリ言って、マルクスのことはよく分かっていません。資本論も共産党宣言も読んでませんから。
 しかし、私でも分かるマルクスへの誤解があるようなので、ここで正しておきたいと思います。
 ソ連などの社会主義国家の没落を指してマルクスの資本論がおかしいというのは、論理的に妙だと思います。
 共産党の失敗は、資本論などのマルクス主義を恣意的に解釈して、自分の都合のいいように運用していた可能性があるからです。
 私達、資本主義国家の国民もマルクスの恩恵を受けていると思います。もし、マルクスがいなければ、修正資本主義というアイデアも出てこなかったのではないでしょうか?また、福祉や失業者対策も、今よりひどいものになっていたでしょう。
 マルクスの描いた国家の変転図は、資本主義国家→社会主義国家→共産主義国家という二階建てのものでした。しかし、いつこれらの「相転移」という革命が起こるかまでは、予言しませんでした。資本主義社会が没落するのは、実は相当長い年月が必要なのかもしれません。社会主義革命を志した人は、その時代に相転移が起こると確信していたかもしれませんが、残念ながら、相転移は失敗に終わりました。
 武力革命で社会主義国家を樹立すべし、という過激な思想もあったようです。これは、断じて許してはなりません。
 もし、マルクスが正しければ、相当長い年月を経て、真の社会主義国家が生まれるのではないでしょうか?
 また、資本論は古典的経済学の集大成でもあるので、これと数理経済学の融合も見てみたいです。
 いずれにしても、社会主義国家の没落、共産党の独裁政治の側面だけ見て、資本論はダメだというのは、早計だと思います。
posted by w1allen at 19:59| Comment(0) | 思想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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