2012年10月20日

安部公房って誰(第二版)

安部公房って、どう読むの?
 「あべ こうぼう」と読みます。ただし、これはペンネームで、本名は「あべ きみふさ」です。
 しかし、本名の読み方については、2003年1月末になって新説が出ています。詳細は、安部公房の本名問題を参照して下さい。

安部公房って、どんな人?
 (1924/3/7-1993/1/22)東京生まれ、幼少期を満州で過ごす。敗戦時も満州で体験し、このときの無政府状態が、鮮烈な体験になっている。また、幼少期を日本で過ごさなかったことが、日本の伝統的な私小説とは性格を異にする作風につながり、無国籍作家と評されることも多い。東大医学部出身であり、理系的緻密な描写力・冷徹な観察眼を持っている。彼の代表作として、1951年に芥川賞を受賞した「壁ーS・カルマ氏の犯罪」、読売文学賞・フランス最優秀外国文学賞を受賞した「砂の女」がある。

安部公房って、どこが面白いの?
 自分の住む世界が正常なのか異常なのか、その境界線が消えてしまう。そんな恐怖を与えてくれます。この感覚に触れると、病みつきになるのでご用心を。

作品は、どこの出版社から出ているの?
 新潮文庫に収められている作品が一番入手しやすいです。ア行の作家ですから簡単に見つかるはずです。背表紙は、以前は青色でしたが、最近改版されたものは銀色です。
他の作品は、安部公房全集(新潮社)(全30巻)で読めます。 安部公房全集の借り方も参考にして下さい。

ーーー主な変更点ーーー
芥川賞受賞作を「壁」から「壁ーS・カルマ氏の犯罪」に修正
改版された新潮文庫の背表紙は銀色であること
「安部公房全集の借り方」へのリンク
ラベル:名前 全集
posted by w1allen at 15:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 安部公房って誰 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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