2009年01月23日

[読む]読売文学賞と安部公房

2009年1月20日(火)の読売新聞に、
"読売文学賞60回記念シンポジウム 「昭和・平成の文学」"
という記事が載っています。
このシンポジウムは、選考委員を務める井上ひさし、荻野アンナ、沼野充義の3氏をパネリストに迎え、司会は鵜飼哲夫で、行われました。
安部公房に関するのは、以下の部分。
ー当時は候補作を発表していて、大岡さんの『野火』と争ったのが野間宏『真空地帯』というから、すごい。62年度(14回)は、谷崎潤一郎『瘋癲老人日記』、川端康成『古都』と争った末に、安部公房『砂の女』に決まっています。
井上 『野火』など戦争文学が出た後、若い三島さんとか外地で青年時代を過ごした安部公房さんが登場する。日本の文学史は、絶えず社会を映しながらその意義を検証していく。その移り変わる精神地図が受賞作に表れていますね。


また、小説賞と戯曲賞の両方の受賞者は、三島由紀夫、安部公房、井上ひさしの3人のみです。安部は、それぞれ、『砂の女』と『緑色のストッキング』で受賞しています。
posted by w1allen at 19:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 安部公房を読みこむ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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