2010年10月28日

安部公房全集の借り方

初出:2005年10月17日
再掲:2010年10月28日(一部加筆修正)

みなさん、新潮社の安部公房全集をご覧になったことがありますか?
文庫本にはない小説・エッセイ・座談会などが、全集には時系列順に収められていて、安部の人生の軌跡が見事に刻まれていて、安部ファンにはたまらない全集になっています。

でも、「安部公房全集に興味はあるけど、1巻5700円と高いから買えないよ」と二の足を踏まれていませんか?そんな心配はご無用です。私の経験から言って、県立図書館レベルには大抵置いてあります。小さなまちの図書館からでも、取り寄せ可能かと思います。

また、私のホームページに「安部公房全集を楽しもう」というコーナーもあります。
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2010年10月26日

さらに公演情報

こちらも、yahoo!掲示板からの転載です。
上演が多くて、ワクワクします。

くじら企画「密会」を観に行きたかったのですが、予約状況を見ると、10/31(日)しか残ってないません。残念ながら、その日は試験日なので、「密会」の鑑賞はあきらめました。

いろんなところで安部公房に触発されたアートが実行されているようですね。

くじら企画「密会」は大阪で。10/29〜31
http://www5c.biglobe.ne.jp/~kujirak/k_index/k_tuikou.html

JUN KANEKO展「FACE OF ANOTHER PHOTO SHOW」は仙台。11/19〜27
http://hongkengsun.blogspot.com/2010/10/jun-kaneko-photo-show.html

演劇公社ライトマン「制服」は札幌のようです。12月第3週予定。
 http://rightman28.jog.buttobi.net/

劇団俳優座での27年ぶりという安部公房作品上演は、ラボ公演とはいえビッグニュースでしょうね。
「制服」を眞鍋卓嗣演出で、2011年3月13(日)〜21日(月)と。
 http://www.haiyuza.net/%E5%85%AC%E6%BC%94%E6%A1%88%E5%86%85-1/%E5%88%B6%E6%9C%8D/
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2010年10月25日

"ミューズの微笑み「岡本太郎記念館」"

検索結果[総合] - Yahoo!テレビ.Gガイド [テレビ番組表]によると、NHK BS2とNHK教育で、"ミューズの微笑み「岡本太郎記念館」"という番組が放送されるそうです。
非常に楽しみで、録画予約をしました。
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映画「億万長者」と合唱劇「鼠たちの伝説」の上演情報

yahoo!掲示板からの公演情報です。
合唱劇「鼠たちの伝説」は終演しましたが、10月末から映画「億万長者」が上演されるそうです。
近隣の方は足を運ばれてはいかがでしょうか?感想があれば、ありがたいです。
なお、yahoo!掲示板には私からも書き込む予定ですので、ご覧いただければ幸いです。

安部公房がシナリオ協力した風刺喜劇「億万長者」(1954年 市川昆監督)が

〈市川崑 初期作品集〉の内で上映されるそうです。全集にも情報が載ってない

ようですが、おもしろそうな気がします。

東京【シネマヴェーラ渋谷】10/31(日)〜11/2(火)

http://movie.auone.jp/roadshow/title?movie_id=136839 (作品紹介)

http://at.bloc.jp/info/02375 (シネマヴェーラ渋谷)


旭川では安部公房「ブルートーのわな」による合唱劇「鼠たちの伝説」を

10/24に上演と。

http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/eventdata/106897.php
タグ:movie Play 合唱
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2010年10月04日

池田龍雄と新潮日本文学アルバム

2003年1月24日に安部MLに投稿したものを、一部抜粋して加筆修正しました。

(1)池田氏の文章
画家の池田龍雄氏の文章も、よく安部公房の呼び名について、言及されています。
(安部公房全集11巻の贋月報"シュール "、「あさひかわ」2003年1月号 "懐かしの安部公房")
彼の文章を読むと、どうも彼自身安部公房の本名が、「あべきみふさ」でなく「あべこうぼう」だと思っているふしがありました。私は、それを池田氏の勘違いと思っていたのですが、加藤氏の新説が正しければ勘違いしていたのは我々の方ということになります。

(2)新潮日本文学アルバム
二点、気になることがあります。
一つは、参照元にしていた、谷氏による略年譜には、例の「きみふさ」が本名であると明言しています。谷氏と安部は、つきあいが長かったと思うのですが、それでも、間違いを犯してしまうものでしょうか?

二つ目は、P46にある、「チチンデ ヤパナ」の写真です。「文学界」昭和35年9月号に載ったものだそうですが、このとき安部公房のルビは「あべきみふさ」となっているのです。ペンネームは「あべこうぼう」で統一されていたわけでもないのでしょうか?
タグ:Name
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2010年10月03日

「ウィキペディアの中の安部公房」

群像 2009年9月号に、加藤弘一氏による「ウィキペディアの中の安部公房」という記事が載っています。

娘の安部ねり氏によると住民票、運転免許証の振り仮名欄は「コウボウ」となっており、パスポートもKOBOだという。


 ところが、本稿の最終段階で、再度確認したところ、根拠はパスポートのみだとわかった。


結局、パスポートだけが、加藤氏の新説の根拠のようです。

なお、hirokd267さんの雑感(観)ですという感想があります。
タグ:Name
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2010年10月02日

iswebライトのサービス終了とその対策

楽天・infoseekが運営しているホームページ作成サービスiswebライトが、2010年10月末でサービス終了します。

安部公房の関係で言うと、例えば安部公房@解体計画が11月以降閲覧できなくなる可能性があります。

それまでに、個人でデータをダウンロードしておくことをお勧めします。ツールとしては、FirefoxのScrapbookというアドオンを挙げておきます。
「ページの詳細な取り込み」を選んで「掘り下げ取り込み」の「リンクをたどる深さ」を「1」にして、取り込んだらいいと思います。
また、安部公房@解体計画−文献リストのエクセルデータもダウンロードしておいたほうがいいでしょう。

その他のサイトは、"安部公房 inurl:infoseek"でGoogle検索してみてください。
タグ:楽天 infoseek STOP
posted by w1allen at 19:41| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

玉井五一と針生一郎

本日、「郷土誌あさひかわ」平成22年10月号が送られてきました。渡辺三子さん、いつもありがとうございます。開けると、文芸評論家玉井五一氏の「安部公房讃」というエッセイが載っていました。

この三浦文(*1)は私にはなかなか刺激的で、たまたま誘われた針生一郎を中心とする読書会でも、針生氏は早くからの安部さんの僚友だったということもあって、私はあえてそこでのひとつのテキストとして提案し、承諾されたのだったが、充分検討されぬまま、この春、針生氏は急逝した。それはともあれ、この三浦文はさらに追尋されなければならないと私は考えている。


この記事で針生一郎の訃報を知り、検索してみますと、日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ/針生一郎インタヴュー1が目に止まりました。

安部公房とは「夜の会」を通じて出会い、安部が中心となって活動していた「現在の会」で、文学学校への就職を勧められたそうです。

また、以下のようにも述べています。
その前にさっきの安部公房のからみで言うと、野間宏、安部公房、僕というのが、『人民文学』派から、六全協後に党の統一で『新日本文学』に戻った。野間、安部とも新日本文学会員のまま『人民文学』あるいは文学学校に関わっていたんだけども。


安部公房は新日本文学に復帰してそれをひっかきまわすだけひっかきまわして、さっと記録芸術の方に逃げちゃったというある種の仕事師だというイメージが中野さん(*2)にあっただろうから。そこからきてるなと思ったことがありますね。

初期の安部公房の文学・芸術活動の一端が垣間見られて、大変興味深かったです。

引用者注
*1. 「安部公房全集030」の贋月報「安部公房の座標」のこと
*2. 中野重治のこと
posted by w1allen at 19:13| Comment(1) | TrackBack(0) | 安部公房を読みこむ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする